ベスパはデザイン性が高い
1946年誕生のベスパは日本人に、こよなく愛されているスクーターのブランドです。
その理由の一つとして、デザイン性の高さがあります。
レトロでクラシックなベスパはラテン語で「スズメバチ」を意味するだけあって、ハチのお尻のような可愛らしいボディーが人気を呼んでいます。
このようなデザインも他のメーカーにはないようなものなので、その技術性の高さがうかがえるでしょう。
そのような可愛らしさやレトロな雰囲気や多彩な色使いが気に入って、ベスパに乗りたいと思い、購入する人は多いです。
デザイン性だけではないベスパの魅力
けれども、ベスパの魅力はデザインのみではないのです。
フレームにも工夫があります。
多くのバイクのカウル部分がプラスチック製なのに対してベスパは、自動車同様のスチールモノコックボディが使われているのです。
こういったことはバイクではありえないことで、鉄のボディーがフレームになっていますので、車体の中にはフレームがありません。
このスチールモノコックボディは独特の質感がありますので、多くの支持を集めています。
又、フロントサスペンションは後に航空機の前輪として使われるようになりました。
その背景に、ピアジオ社がこのベスパ開発に一役買っていたことがあります。
このタイヤ交換はとても簡単で4つのボルトの操作のみです。
人気モデルも見てみたい
では、ベスパの人気モデルを見てみましょう。
まずは、Vespa Primavera 125 ABSです。
こちらはベスパの中でもっとも歴史のあるモデルになります。
なにしろ、プリマべーラの名前とデザインを受け継いでいるのです。。
そして、4st空冷短期等SOHC3バルブのあるi-Getエンジンが使われています。
このエンジンは、環境への配慮をしっかりとしていると同時に最新液晶デジタルメーターで収納できる場所も作られてありますので、かなり実用性があるでしょう。
次に、Vespa Primavera 50です。
こちらは普通自動車免許で乗れるという珍しいモデルです。
50ccのエンジン、空冷2st単気筒が、さきほどのVespa Primavera 125 ABSのモデルと同じように搭載されています。
オシャレな雰囲気もすてきです。
最後に、Vespa Sprint 150 ABSをご紹介します。
こちらは最新スポーツモデルで、ベスパの中でも高い人気を誇るシリーズの「Sprint」の名を引き継いでいるのです。
他のベスパに比べて、高い能力を発揮しているのはスポーツ性能と走りの速さでしょう。
そして、USB給電ポートや電動サドルオープナーがグローブボックス内にありますので、なかなか実用的です。
その他には、新開発エンジンの4st空冷単気筒3バルブSOHCエンジンであるi-Getが搭載されているということも、評価が高いでしょう。
こういったことで人気のベスパですが、中古品も高く評価されています。
高価買取も期待できますので、少しでも良い値段で引き取ってもらいたいのであれば、日頃のお手入れに気を付けた方が良いです。