ロードレースに強いアプリリア
アプリリアはイタリアのバイクメーカーで、その始まりは第二次世界大戦が終わってからでした。
自転車の生産から始まり、バイクを量産するようになったのです。
その後はレーシングバイクメーカ―として有名になり、日本でも多くのライダーから人気を得ています。
特に90年代のロードレース世界選手権「WGP」は素晴らしかったようです。
125ccや250ccクラスでの勝利が続きました。
その中でも「RSV250」は10回通算年間タイトルを獲得した優秀なマシンです。
そして、原田哲也さんや坂田和人さんといった日本の当時のトップライダーはこぞって、アプリリアのマシンに乗り、チャンピオンになりました。
やがて、2004年にベスパで有名なピアッジオ社に買収されてからは、ピアッジオ社の傘下に入りました。
以来、ピアッジオ社の中堅どころとして、アプリリアは活躍しています。
軽快な走りが快感になるアプリリアのバイク
アプリリア社のバイクの特徴は、心地よく軽快な走りです。
その加速度にハマっている人は多いようで、根強い人気ぶりがよくわかります。
ツーリングや街乗りでも、爽快な気分で乗れるようです。
その特有の加速度はアプリリア社特製の加速性能があるからでしょう。
やはり、レースの世界に身を置いていた会社なので、その加速性能は優れたものがあるのです。
そのようなことから、同クラスの国産車と比べますと少々値段は高いのですが、それだけの価値はあります。
アプリリアの注目したいモデル
まずはSRMax300をご紹介します。
こちらは最高速度は140 km/hという速さです。
加速度にこだわる人には良いのではないでしょうか。
こちらはスクーターですが、250ccバイク並みの出力があるのは素晴らしいことです。
ただ、車体はバイクよりも小さくなっています。
そのコンパクトな車体をいかし、軽快なハンドリングを楽しみましょう。
コンセプトRS660もご紹介します。
コンパクトな並列2気筒エンジンに注目しましょう。
まるで、ギヤボックスの配置を変えてV4エンジンの後ろバンクを切り落としたような感じのコンパクトな構成です。
もしかしたら、RSV4 1100ファクトリーのエンジンの影響を受けたのかもしれません。
このように、新世代の効率が良く技術力の高いエンジンを搭載した見た目もコンパクトなコンセプトRS660ですが、その走りは見事なものです。
RS660は、機能性とシンプルさを持った新世代のマシンと言えます。
K-XCT125もおすすめです。
こちらは、アプリリア特有の加速度が優れたバイクです。
車体は大柄ですが、パワフルなエンジンが優れていますので、爽快な走りが期待できます。
ツーリングなどの長距離にも最適ですし、通勤にも使えそうです。
原付2種を超えたクオリティと言えるK-XCT125は所有者を満足させてくれます。