ハンドルカスタムとは?
ハンドルカスタムとは、文字通りオートバイのハンドルを交換することです。
ハンドルはオートバイを操作する重要なパーツであるとともに外観の印象を変える重要な部分です。
ハンドルカスタムを行なう理由としては、操作性能向上、ルックスの変更などが挙げられます。
操作性に不満のある方や外観に納得のいっていない方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ハンドルカスタムを行う方法
大抵のオートバイであれば、ハンドルを止めているネジを緩めることで多少の角度の変更を行うことができます。
それで納得がいかない場合や、大きく変えたい場合は、自分の理想とするハンドルを購入し、付け替えればカスタムは完了です。
同じようなハンドルに変更する場合はそれほど苦労は無いのですが、セパレートハンドルが使われているオートバイをアップハンドルにする、といった場合は大きな改造が必要になります。
ハンドル交換と同時にブレーキケーブルの交換も必要になります。
場合によっては、メーター類のケーブル交換もしなければなりません。
ハンドル自体の交換は、ネジを何本か外すだけで可能なのですが、ケーブル交換はかなり手間のかかる作業です。
ブレーキケーブルの交換は命に係わる部分ですので、大掛かりなハンドル交換はショップに頼んだ方がいいでしょう。
また、400cc以上のオートバイの場合、車高や車幅が変わる際には構造変更や改造申請が必要になります。
この手続きも素人では難しく、メーカー直営のショップではやってくれないこともあります。
専門のショップにお願いした方がいいでしょう。
ハンドルパーツの選び方
レーサーレプリカなどで使われいるセパレートハンドルを、別のセパレートハンドルに交換する、といった場合はそれほど慎重にならなくても大丈夫です。
角度など、自分の気に入るものを探してください。
最近では、垂れ角の調整ができるセパレートハンドルも販売されていますので、そういったものを購入するといいでしょう。
セパレートハンドル車をバーハンドルにする場合、自分の乗っているオートバイ用に、変換キットなどがあれば、それを購入してしまうのが安全です。
大抵の場合はケーブル類も同梱されていますので、それほど苦労することなく交換可能です。
セパレートハンドル車を、アメリカンタイプなどに使われている、大きく上がっているアップハンドルにする、といった場合は注意が必要です。
ショップにお願いすれば取り付けることはできますが、ステップ位置やシート位置と不整合が出て非常に運転のしにくいオートバイが完成します。
そこまで改造しなければならないのであれば、乗り換えてしまうことをおすすめします。