
バイクを所有することでかかってくる費用
バイクを購入するときには初期費用だけでなくランニングコストもしっかり計算しておく必要があります。
バイクは年間走行距離にかかわらず所有しているだけでかかってくる税金や保険料があるので、購入したあと毎年どのくらいの額がかかるかということを把握しておかないと維持そのものが難しくなってしまいます。
まず絶対にかかってくるのが各種税金です。
軽自動車税は90cc以下の原付ならば毎年2000円、125cc以下までが2400円、250cc以下までが3600円、250cc以上は6000円となっています。(2017年時点)
なお軽自動車税は平成28年(2016年)より大幅に税率が引き上げられているので注意が必要です。
もう一つ必ずかかるランニングコストとして自賠責保険があります。
自賠責保険も平成25年に大幅改正がされており、250cc以上の大型バイクの料率が下げられた一方で、125cc以下の小型~原付バイクの料率が大きく引き上げられました。
保険料は最新のデータを参照としてもらいたいですが12ヶ月加入ということで比較をすると、だいたい125cc以上で9000~1万円程度、125cc以下なら7000円程度となっています。
ランニングコストをできるだけ減らす方法とは
もう一つランニングコスト計算で重要なのが、実際に使用したときにかかる費用です。
乗車をすることで定期的に必要になるのが「ガソリン代」で、その他定期的なメンテナンス費用として「オイル交換代」「タイヤ交換代」やその他発火プラグやライトバルブといった消耗品の交換にかかる「部品代」がかかります。
その他にも季節ごとにウエアやヘルメットなどを買い替えたりする費用も決して安くはありません。
私のような既婚者には結構な出費です…。
バイクデビューをしたばかりの時は他にもバイク用のバッグやアウトドア用品など何かと色々と細かいところにお金をかけたくなるものなので、そのあたりはしっかり管理しながら長く使えるグッズを選びたいところです。
ランニングコストを少しでも安くしていくためにはまず平均的にいくらくらいかかるかということの把握をしていくことが大切です。
私がおすすめなのはバイクアプリでバイクにかかる費用を記録しておくという方法です。
バイクのランニングコスト記録は大手バイクメーカーがユーザー向けにリリースしているものから一般向けにリリースされているものがあるので、使いやすいものをインストールしバイクにお金をかけたら都度記録しておくようにしましょう。
また毎日の整備や点検作業を自分でできるようにしていくことで、毎回の消耗品の交換にかかる工賃を減らすことができます。
とはいえ安全面に問題が発生するようでは元も子もありませんので、自分にあった節約方法をしていきましょう。