タイヤ交換の効果
モータースポーツのレースシーンでは最も重要視されているのがタイヤです。
タイヤで8割が決まる、という声もあるほどです。
日常使いでも同様で、タイヤを変えると劇的に乗り味が変化します。
タイヤが劣化した場合は履き替えなければなりませんが、今の走りに今一つ納得がいかない場合、オートバイを乗り換える前にタイヤの交換をしてみてはいかがでしょうか。
新車で購入したオートバイのタイヤを交換する場合、同じタイヤに履き替えたとしても、意外と違う乗り味に感じることがあります。
オートバイが出荷時に履いているタイヤは、市販されている同じブランドのタイヤと比較すると硬くできている、という噂があります。
燃費や耐久性を上げ、価格を下げるためやや硬めのゴムを使っているという説です。
同じタイヤにしたのに乗り味が違う、と感じるのは、こういった理由があるかもしれません。
タイヤ交換の方法とタイヤの選び方
タイヤ交換はホイールを外さなければならず、素人にはまず無理です。
頑張って外したとしても、ホイールからタイヤを外すには専用の工具があった方が便利です。
大型のバイクでは工具が無ければまず無理です。
オートバイ用品店やタイヤショップなどに任せてしまうのが良いでしょう。
また、タイヤのバランスもとるべきですので、バランサーを持っているショップを探して交換してください。
バランスが取れていないタイヤは乗り心地が悪くなりがちです。
タイヤを購入した場合はバランス取りは無料、というショップがほとんどです。
同じメーカーであっても様々なタイヤが用意されています。
どのメーカーでもグリップ重視と耐久性重視にわかれており、どちら寄りにするかを選ぶことになります。
各メーカーのホームページでは、そのタイヤがどちら寄りなのか、また、濡れた路面での走行性能なども書かれています。
自分の求める性能に近いものを選んで購入するのがいいでしょう。
ただし、服などと違い試着はできませんので事前の調査は必要です。
口コミなどで、事前に十分調査しましょう。
メジャーなメーカーとしては、ブリヂストン、ダンロップ、ピレリ、ミシュランなどがあります。
これらのメーカーのタイヤなら何を選んでもまず大丈夫です。
どのメーカーを選べばいいか迷うという場合は、予算的に許すタイヤだったり、レースで結果を出しているメーカーのタイヤであったり、と選べばよいでしょう。
また、販売店では春先のシーズン直前やボーナス時期などにセールを行うことがあります。
こういう時期を狙うと意外と安価に入手することができます。
急いで交換する必要は無いが、ゆくゆくは交換したいという場合、こういった時期まで待ってみてはいかがでしょうか。