
バイクを高く買ってもらう5つのポイント
何らかの事情によりバイクを手放さないといけなくなった時には、できるだけ有利な価格で取引してくれる業者を探すことが大切です。
バイクの買取をしてくれる業者は今日びでは全く珍しくなくなっており、全国にある正式なメーカーディーラーから怪しげなトラックで回ってくる廃品回収業者まで様々です。
しかし同じバイクであっても買取を依頼する業者によって価格は大きく変動し、あとから「ああしておけばよかった」と後悔することも珍しくありません。
買取依頼をするバイクの価格を決める最も重要な要素となるのが「メーカー」「排気量」「車種」「年式」「走行距離」です。
私も実際に利用をしたことがあるこちらのサイトでは、最初に行うオンライン見積もりで5項目を入力することができるようになっています。
自分が売ろうとするバイクの情報だけでなく、条件を変えてみることで買取価格がどういうふうに変動するかということを知ることができてとても便利です。
ただし注意をしておきたいのがオンライン見積もりで提示された金額がそのまま決定となるわけではなく、その後の出張見積もりを受けてみないと価格はわからないということです。
バイク本体の傷や塗装の状態、エンジンの掛かり具合などによって価格が上下してくるのでオンライン見積りはあくまでも参考と考えてください。
驚くほど中古価格が高騰したバイクとは
バイクの中古価格がどれほど変動幅が大きいものかということを示す非常によい例の一つとして、ホンダCBX400Fというものがあります。
このCBX400Fというのはホンダが1981年~1984年という非常に短い期間に販売していたモデルで、現在では製造中止となっています。
もともとの新車価格は49万円程度であったのですが、2016年時点での取引価格は300万円を超えるというかなりの高騰ぶりを見せています。
バイク市場の非常に複雑なところが、国内で販売されているモデルと異なる仕様のものが海外で販売され、それが逆輸入されるということもあるということです。
逆輸入車は当然販売国での規制に適合した形で作られているので、国産車とは違った機能や特長を備えているということがよくあります。
中には国産では販売されていない海外での人気モデルもあるため、そうしたものは中古でもかなり高い価格で取引をされます。
中古バイクは性能よりもコレクターとして購入する人も多いことから、珍しい車種の場合は部品取りとして故障車も高く買取されたりします。
そうしたことを知らずにいい加減な業者に買取を頼むと単に動く・動かないで価値を決められてしまいますので、依頼をするならきちんとバイク買取に詳しい専門業者にしましょう。