
首都圏からなら日帰りも可能
首都圏から出かけることができるツーリングコースとして、日帰りでも楽しめるのが魅力なのが伊豆半島です。
埼玉県から伊豆方面に向かうにはまず都内各所にある首都圏のI.C.から東名高速道路に乗りひたすら西に向かって走っていきます。
高速道路を使った場合、平均的な所要時間は平日で3時間程度、休日では4~5時間とされています。
ただし時期によっては東名高速道路は非常に混雑をして大渋滞になることもあるので、場合によっては高速だけでなく他の道路をうまく使っていくのがよいといえます。
ツーリング用としておすすめなのが東名高速道路を厚木I.C.で下りて小田原厚木道路を使用するという方法です。
小田原厚木道路はそのまま箱根新道に接続して芦ノ湖周辺に出ますので、伊豆半島一周or半周ツーリングの起点としてピッタリです。
伊豆半島ツーリングをするなら芦ノ湖から湯河原~熱海方面を目指しそこから伊豆スカイラインで南下するのが定番です。
半周ツーリングなら伊豆高原~伊東市を経由してそこから湾岸線の道路を再び北上していけばスムーズに都内方面へと戻っていくことができます。
スケジュールに十分余裕があって伊豆半島一周を目指すなら、さらに南下をして河津町や下田町に向かい半島南端となる石廊崎を目指して北上をするときには沼津市方面に向かっていきます。
伊豆半島は中央部に天城山など標高の高い山がいくつかありますが、湾岸線はなだらかな道路が続いているので、海沿いの道は走りやすい快適なツーリングができます。
伊豆らしい景色を見るなら天城越えをしてから
伊豆半島をツーリングの本当の楽しみは伊東市から南の天城山を超えるかどうかにかかってきます。
もちろん熱海周辺までの観光で引き返しても十分楽しいのですが、伊豆半島らしい風景を見たいならやはり天城山よりも南の半島先端部を目指す方がおすすめとなります。
静岡県下田市といえば開国の港があることで知られていますが、名物料理や施設も多くより伊豆らしい風景が広がっています。
伊豆スカイラインを使わずに半島をぐるりと海岸沿いの一般道だけを使うという方法もあります。
その場合には国道135号を使って熱海市からずっと南下をしていき、下田からは国道136号に乗り入れてそこから折り返しで清水市~沼津市を目指していきます。
伊豆スカイラインは数年前にかなり大幅な値上げがあったことからライダーたちからの評判はあまりよくないのですが、途中には巣雲山園地という絶景ポイントのあるおすすめの道路であることは変わりありません。
有料道路ですが高速道路ではありませんので途中の駐車場で休憩しながら景色を眺めるということもでき、富士山を見ながらの走行となります。